毛穴ケアにオススメな洗顔は?毛穴の種類や原因、対策まで徹底解説!

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スキンケア

「毛穴が目立つのをなんとかしてキレイな肌になりたい!」とお悩みの女性は多いのではないでしょうか。
実は「毛穴」と一言で言っても様々な種類があり、それぞれで原因や対策方法も異なってきます。
そこでこの記事では毛穴をキレイにするコツをまとめました。

  • 毛穴が開く原因
  • 毛穴の種類と対策
  • きれいな毛穴を維持するコツ
  • 毛穴ケアにオススメの洗顔料

の順にご紹介します。
毛穴の大きさは生まれつきなので小さくすることはできませんが、毛穴の目立たない綺麗な肌にすることは可能です。きちんとした正しいケアで毛穴レスな美肌を目指しましょう!

毛穴が開く原因

毛穴が開いてしまう原因はいくつかあるので、一つずつ紹介します。

皮脂の過剰分泌

皮脂は肌の潤いを保つために大切なものですが、過剰に分泌してしまうと皮脂腺が開いて毛穴が目立ってしまいます。

乾燥

肌の水分量が足りないと乾燥して角質層が厚くなり、肌の表面が硬くなっていきます。さらに肌のバリア機能が低下し、肌のキメが乱れて毛穴が開く原因に。毛穴の汚れを気にして洗顔しすぎると皮脂を取りすぎてかえって乾燥してしまうので注意してください。

肌のたるみ

加齢により肌のハリが減少し肌がたるむと、重力で毛穴が下に引き伸ばされてしまいます。

ニキビ跡

ニキビを無理に潰してしまうと炎症が悪化し、クレーター状になり毛穴が開いたままの状態になってしまいます。

毛穴の種類と対策

毛穴は主に白毛穴、黒毛穴、赤毛穴、肌色毛穴と4種類に分類されます。それぞれの特徴や原因、対策についても解説します。

白毛穴

皮脂の多いゾーンに発生する白毛穴。あごや眉間のざらつきも白毛穴の可能性があります。
クレンジングや洗顔不足、過剰な皮脂により、毛穴の中で古い角質と皮脂が混ざって固ま理、角栓となってしまいます。古い角質は通常、自然に剥がれ落ちるものですが、肌の状態が不安定であると新陳代謝が乱れて角栓となり、毛穴に詰まる仕組みとなっています。

白毛穴は毎日のお手入れで古い角質を取り除いて、徐々に角栓を小さくしていくのがおすすめです。洗顔料をよく泡立てて、Tゾーンなど白毛穴の気になるところから洗いましょう。特に気になる部分には泡を1〜2分置いて泡パックするのも効果的です。貼って剥がすタイプの毛穴パックは皮膚への刺激も強く、使いすぎには注意してください。

黒毛穴

白毛穴の原因である角栓が、肌の上で皮脂やホコリ、残ったメイクなどと混ざることで酸化し、黒毛穴に変化します。黒毛穴は酸化してしまった角栓を取り除くために、洗顔ブラシを使うのがオススメです。黒ずみの原因であるメラニン除去のために美白美容液も使用するといいでしょう。

赤毛穴

小鼻の脇から頬に赤みができるのが赤毛穴で、オイリー肌や混合肌の人に出やすいのが特徴です。皮脂が酸化して肌が炎症を起こしてしまっている可能性が高いです。炎症してしまっている赤毛穴には、とにかく冷却効果や炎症効果がある化粧水で鎮静させることが大事です。

肌色毛穴

肌のたるみが発生して毛穴が開いてしまっているのが肌色毛穴。たるみ毛穴とも呼ばれ、20代後半から現れることが多い症状です。毛穴が開いてしまっているのは肌のハリが失われている証拠なので、エイジングケア美容液を使って内側からケアを。重力に引っ張られている場合もあるので、表情筋を鍛えるのも効果的です。

きれいな毛穴を維持するコツ

毎日の丁寧な洗顔を心がける

綺麗な毛穴を保つには毎日の洗顔がとっても大切。洗顔料は手のひらを逆さまにしても落ちないくらいふわふわに泡立てて、こすらないように優しく洗うのがポイントです。
熱すぎない33~35度くらいのぬるま湯で洗顔料が残らないように、よくすすぐようにしてください。お湯のような熱い温度だと水分や皮脂を奪ってしまいます。洗い流すときはシャワーを直接顔に当てるとシャワーの圧で摩擦が生じるので控えましょう。すすぎは20回、1分程度が目安です。また、タオルで顔を拭くときも擦らずに水分を抑えるようにすること。
特に毛穴が気になるときは洗顔前に蒸しタオルで顔を温めると、肌が柔らかくなって毛穴の汚れが落ちやすくなります。

クレンジングをきちんと行う

メイクの汚れが残っていると毛穴が詰まる原因になるので、メイクをしたまま寝てしまうのは絶対に避けましょう。拭き取りタイプは肌に負担がかかりやすいので、洗い流すタイプの方が良いですね。毛穴を防ぐ原因となる厚塗りメイクも避けるのがベターです。
クレンジングや洗顔を行う前には、手を洗って清潔にすることも忘れずに。

肌になるべく触らない

肌をむやみに触ってしまうと汚れが付着したり、刺激を与えてしまいます。無意識に触ってしまっていることも多いので、気をつけましょう。

保湿ケアも忘れずに

洗顔後に化粧水で潤いを与えたら、水分が逃げないように乳液できちんとフタをしましょう。化粧水や乳液をつけるときも肌に刺激を与えないように優しく扱うのが大切です。

紫外線対策をする

肌のたるみの原因は意外にも紫外線。紫外線が真皮にあるコラーゲンを劣化させて肌のハリを失わせてしまいます。紫外線は春ごろから増えるので、夏が来る前から対策を忘れないように。日焼け止めだけではなく、日傘や帽子も併用すると効果的。

規則正しい生活を心がける

甘いものや脂っこいものの食べ過ぎは肌荒れの原因になります。食生活では緑黄色野菜を中心に野菜を摂取してβカロテンを摂取するように心がけると、肌荒れを防ぐことができます。
代謝や免疫を下げないために最低6時間は寝るようにしたり、無理なダイエットや喫煙も控えるようにしましょう。

毛穴ケアにオススメの洗顔料

毛穴のケアには日頃の生活やケアが1番重要ですが、特に気になる場合や気合いを入れたい日の前日にはスペシャルケアを取り入れるのも有効です。

酵素パウダー

一般的な洗顔料では落としきれない古い角質や角栓を除去してくれるのが酵素パウダーです。皮脂分解酵素である「リパーゼ」が含まれているものを選ぶようにしましょう。また、小包装タイプを選べば湿気などによる劣化を防ぐことができるのでオススメです。

クレイマスク

目に見えないほどの超微粒子が毛穴の奥にある汚れや余分な皮脂に吸着して毛穴のつまりを解消してくれるクレイマスク。毛穴対策には海泥(マリンソシルト)やカオリンが入っているものを選ぶと良いでしょう。クレイマスクはインナードライ肌やくすみなどの悩みにも効果があります。

スクラブ洗顔

毛穴の汚れや振り角質を絡め取ってオフしてくれるスクラブ洗顔。角質をオフすることで化粧水や美容液の浸透もよくなります。顔のケアにはボディ用は使わずに、必ずフェイス用のスクラブを使ってくださいね。ただし使いすぎると皮膚が薄くなる原因になるので、週に1回のスペシャルケアで取り入れるのがオススメです。

炭酸洗顔料

炭酸洗顔料に含まれる炭酸は、毛穴が詰まる原因となる角質や角栓であるタンパク質を柔らかくする作用があります。炭酸のシュワっとした泡が古い角質を取り除いて血行を促し、肌に溜まった老廃物を流れやすくする効果があります。

まとめ

きれいな毛穴にするのは毎日のケアが不可欠です。誤ったケアは毛穴を開いてしまう原因になってしまいます。規則正しい生活を送り、正しいケアの方法を心がけましょう!

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