ガサガサかかとの角質はやすりでケア!やすりの種類や注意点も

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パーツケア

あまり見えないからと思って、かかとのガサガサを放置していませんか? その状態が続くと白く粉をふき、ひび割れを起こす可能性があります。そうなる前に、やすりを使った削るケアを行いましょう。
しかし、最近はさまざまな種類のかかと角質除去用のやすりが販売されているため、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。そのうえ、かかとのケア方法もいくつかあるので自身がやすりを使ったケアに向いているのかも微妙なところ…。

そこで今回は、やすりを使ったかかとの角質ケアについてご紹介します。やすりの種類やケア方法、削るケアの注意点をまとめたので、さっそくケアしてガサガサかかととサヨナラしましょう!

やすりを使ったケアが向いているのはこんな人!

かかとの角質を除去するには、やすりを使った削るケア以外にもいくつか方法があります。
例えば、一定時間ピーリング剤に足を浸して角質を剥がれやすくする角質パックを使ったケアや、好きな香りでリラックス効果まで得られるスクラブを使ったケアなどが有名ですよね。

その中で、やすりを使ったケアが向いているのはどのような人なのでしょうか? やすりを選ぶ前に、まずは自身がやすりを使ったケアに向いているかどうかを確認してみましょう!

すぐ効果を実感したい人

やすりでかかとの角質ケアをする最大の魅力は、お手入れしたその場で効果を実感できることです。角質パックを使ったケアは効果を実感するまで多少時間がかかりますし、スクラブを使ったケアは何度か続ける必要があります。
そのため「今すぐ効果を出したい!」「明日プールに入るまでに何とかしたい!」と焦っている人は、さっそくやすりでケアしましょう。

手軽にケアを済ませたい人

角質パックを使ったケアは、大体30分から1時間ほど要します。また、スクラブでケアしようと思うとバスタイムまで待たなければなりません。
その点、やすりを使ってかかとの角質をケアするのであれば、時間をかけずにどこでも手軽に行えます。忙しいときでもサッとケアできるので、わざわざかかとの角質ケアに時間を費やしたくないという人はやすりでのケアに向いていると言えるでしょう。

かかとの角質が厚くなっている人

かかとの角質を徐々になめらかにするスクラブと異なり、角質を直接削り落とすやすりでのケアは角質が厚くなっている人に向いています。
ただでさえ外部刺激を受けやすく、他の部位より角質が硬くなりやすいかかとは、放置しているとどんどん厚くなってしまいます。ひび割れや出血を起こす前に、やすりで角質を除去する必要があるでしょう。

コストを抑えて角質ケアしたい人

消耗品である角質パックやスクラブに対して、やすりは一度購入すればくり返し使えるためコストパフォーマンスが良い方法と言えます。ただし、やすりの種類や使い方によっては繰り返し使えない場合もあるので注意しましょう。

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かかとのケアに使用するやすりの種類

それでは、かかとの角質ケアに使用するやすりの種類をみてみましょう。それぞれ特徴が異なるので、自身のかかとの角質の状態に適したやすりを選ぶことがポイントになります。

ステンレス製

くり返し使える「ステンレス製」のやすりは、やすりの中で最もスタンダードなタイプと言えます。目が粗い面と細かい面に分かれているものもあり、厚く硬くなってしまった頑固なかかとの角質を除去するのに適しています。
なかには浴室で使用できるように抗菌効果をプラスしているものもあり、雑菌の繫殖を抑えてくれるのが特徴的です。ただし、いくら抗菌効果がプラスされているからといっても、清潔に保つためにメンテナンスが不可欠です。洗ったり、煮沸消毒したりして長く衛生的に使いましょう。

耐水ペーパー

目が細かい「耐水ペーパー」は、かかとの表面を整えるのに適しています。いわゆる紙やすりのようなイメージで、浴室でも使用可能です。
ペーパーという特質上、消耗品となるので頻繁に買い替える必要がありますが、その分メンテナンスが不要という利点があります。まだかかとの角質ができたところで薄く、常に清潔なやすりを使いたいという人は耐水ペーパーを試してみてはいかがでしょうか?

ガラス製

軽くこするだけでかかとの角質を除去できる「ガラス製」のやすりは、無理なく厚くなってしまったかかとの角質をケアできます。なかには洗ったり、消毒したりすることで半永久的に使えるものもあるので、やすりの中で最もコスパが良いと言えるでしょう。
ただし、ガラス製のやすりは落とすと割れてしまう可能性が高いので要注意。ケガのないように、取り扱いや保管場所には細心の注意を払いましょう。

電動タイプ

ローラーが自動で回転することで角質を削ってくれる「電動タイプ」のやすりは、比較的どんな厚さの角質であってもケアできます。手動タイプのように手が疲れてしまうこともないので、角質ケアが面倒だと感じている方におすすめです。
電動タイプのやすりは、使用後はローラーヘッド部分を取りはずして洗う必要があります。メンテンナンスにやや手間がかかる点は、電動タイプの短所と言えるかもしれません。

やすりを使ったかかとの角質除去の方法

やすりを使ったかかとの角質ケアは、説明が不要なほど簡単です。以下の要領で、無理なくガサガサかかとにやすりを当ててツルツルかかとを目指しましょう。

  1. 湯船に浸かるか足湯をして、角質を柔らかくします。
  2. タオルでかかとの水気を拭き取り、角質が厚くなっている場合はやすりの粗い面で、そうでない部位はやすりの細かい面で削ります。
  3. そのまま一定方向に動かして、余計な角質を除去してください。このとき、力を入れたり往復させたりするのはNGです。
  4. かかと全体を細かい面でなぞり、表面を整えます。
  5. タオルで拭き取った後、しっかりと保湿して終了です。

やすりを使うケアの注意点5つ

やすりを使った角質ケアは、それでなくてもかかとに負担をかけるため注意点を把握しておくことが大切です。もし誤った方法でケアしている人は、それ以上かかとを傷付けてしまう前に正しい方法に切り替えましょう。

濡れたままの足への使用NG

やすりを使用する前は、足をふやかしてかかとの角質を柔らかくしておく必要があります。ただし柔らかくなりすぎてしまうと、余計な部分まで削り取ってしまうことも。
お風呂で足をふやかした後は、必ずタオルで水気を拭き取ってかかとを乾燥させてから使いましょう。

往復NG

かかとの角質を削るときは、力は入れずに優しくやすりを動かします。このとき、やすりを往復させるのではなく、一定方向に動かすようにしましょう。

ケア後の放置NG

やすりで削った後のかかとは、とてもデリケートな状態になっています。そのため、化粧水やクリームを用いてしっかり保湿し、さらに靴下を履いておくと安心です。
それでも保湿に不安がある場合は、化粧水やクリームを塗った後にラップでかかとを覆って10~15分馴染ませましょう。そうすることで、保湿成分をかかと全体に浸透させることができます。

頻繁なケアNG

いくら早くかかとをツルツルにしたいといっても、あまり頻繁にやすりで削ると逆効果になる可能性があります。削る必要のない部分まで削って傷つけてしまうと、体が防御反応を起こして肌を守ろうとするあまり、さらに角質を厚くしてしまうことも…。
やすりを使ったかかとの角質ケアは週に1~2度を目安にし、削りすぎないように注意しましょう。

不衛生なやすりの使用NG

水場で使用することの多いやすりは、雑菌が繁殖しやすいため衛生面に配慮が必要です。浴室に置きっぱなしにしていると雑菌が繁殖しやすくなるので、使用した後は洗ったり消毒したりして、しっかり乾燥させることを心掛けてください。
また、家族内での共有は避けた方がいいでしょう。

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まとめ

「すぐに効果を実感したい!」「角質をケアする時間が取れない…」という人は、さっそくやすりでケアしてみましょう。ガサガサかかとを一瞬でなめらかな状態にできるので、もっと早くケアすればよかったと後悔するかもしれませんよ。
ただし、必要以上のケアはかかとの角質をさらに厚くしてしまう可能性があるので注意してください。使用上の注意点を把握して、足裏美人を目指しましょう!

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