おでこのシワの原因は?改善策や予防法まで解説!

おでこのシワに悩んでいませんか?
加齢と共に気になってくる女性の悩みといえば、シワですよね。特におでこにシワがあるだけで、年齢よりも老けた印象に見られてしまいがちです。シワがあるとメイクも崩れやすくなったり、疲れた印象の顔になってしまったりとあまりいいことはありませんよね。
そこで今回はおでこのシワの原因や改善策、予防法まで徹底解説します。おでこのシワに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おでこのシワの原因
まず、おでこにシワができてしまう原因を紹介します。
おでこのシワの原因で考えられるのは、下記の4つ。
- 前頭筋の衰え、頭皮のたるみ
- 紫外線
- 表情のクセ
- 乾燥
それぞれ詳しく解説しますね。
おでこのシワの原因1.前頭筋の衰え、頭皮のたるみ
頭頂部からおでこのあたりには前頭筋という筋肉があり、眉毛を上げたり目を見開いたりするときに使われます。この前頭筋が衰えると、頭皮のたるみを支えられなくなり、おでこもたるんできてしまいます。
その結果、重いまぶたを開けようと額の筋肉を酷使してシワになりやすい状態になってしまうんです。
おでこがたるむことでまぶたや目の下もたるんだり、ほうれい線ができたりと顔全体に影響が出てしまいます。スマートフォン操作やパソコン作業、読書などの作業が多い人は下ばかり見ている状態ですよね。目の周りの筋肉が衰えるだけでなく全身の血行も悪くなるので、定期的に休憩を挟むように心がけましょう。
またストレスで緊張状態が続くと無意識のうちにおでこに力が入り、前頭筋が硬くなってシワになりやすいので注意が必要です。
おでこのシワの原因2.紫外線
紫外線のUVAは肌の奥深くにある真皮まで到達して、コラーゲンやエラスチンの組織を破壊してしまいます。コラーゲン繊維はハリを作り、エラスチン繊維は弾力を作ってくれる大事な成分です。ハリや弾力を失った肌はついてしまった跡が徐々に消えなくなり、シワとして残ってしまいます。
おでこのシワの原因3.表情のクセ
目や眉をグッと上に引き上げたり、眉を寄せる表情のクセもおでこにシワができる原因に。クセになってしまうとシワが形状記憶されてしまい、目や眉を動かさずともシワがついている状態になってしまいます。
ストレスや疲れで無意識にクセになってしまっている場合もあるので、気が付いたときに鏡でチェックして、表情の癖を改善しましょう。
おでこのシワの原因4.乾燥
肌の乾燥によって表面がカサつくと、ちりめん状や線状のシワの原因になってしまいます。乾燥をそのまま放っておいてしまうと、シワの数が増えたり、シワ同士が繋がって大きなシワになる可能性も。
おでこのシワを改善するには?
すでにできてしまったおでこのシワを改善したい!という場合のケアを紹介します。
おでこのシワの改善策1.美容液を使う
シワの改善にはまず、肌に水分を与えてあげることが大事です。特に気になる部分にはシワに特化した美容液や保湿系の美容液で重ね塗りをして、徹底ケアをするのがオススメ。
美容液で水分を与えたあとには、蒸発しないようにしっかりとクリームでフタをしましょう。美容液をつける前にブースターをつけてあげると、美容液の効果がより発揮されます。
おでこのシワの改善策2.マッサージをする
おでこのマッサージをして筋肉をほぐしてあげたり、目の大きく開いた状態でゆっくり目を回して目の周りの筋肉を鍛えてあげましょう。また、おでこの中央からこめかみに向かってリンパを流すと、老廃物を流すことができます。
おでこの筋肉が上がると、頭皮の血流改善にも繋がり、髪にもいい影響を与えることができますよ。美容院でヘッドスパなどをしてもらうのもいいですね。
おでこのシワの改善策3.角質ケアをする
肌表面に角質が残っていると肌が硬くなって保湿が不十分になり、シワに繋がってしまいます。きちんと定期的に角質ケアをして、肌の表面の古くなった肌細胞や角質を取り除いて上げることもシワの改善には大事です。
おでこのシワを予防するには?
これ以上おでこのシワができないように、予防したいですよね。日頃から少し気をつければ予防できるので、意識していきましょう!
おでこのシワ予防には、
- 保湿をしっかりする
- 栄養バランスの良い食事
- 紫外線対策
が大事です。
おでこのシワの予防策1.保湿をしっかりする
シワの原因である乾燥を防ぐために保湿は不可欠です。
シートマスクを使ったり、特に気になる部分には化粧水をたっぷりと含ませたコットンでパックするのも有効ですよ。スキンケアをするときは必ずきれいで清潔な手で行い、塗り忘れが多い髪の生え際まできちんと塗るようにしてくださいね。
脂性肌の方に乾燥は関係ないと思うかもしれませんが、ベタつきを気にして洗いすぎてしまうと、かえって乾燥してしまうので注意が必要です。
おでこのシワの予防策2.コラーゲンを増やすスキンケアをする
シワを作りにくくするために、ハリを作るコラーゲンを増やしてあげましょう。
コラーゲンを増やすにはビタミンCが必須。ビタミンCは壊れやすいので、ビタミンC誘導体が入っている化粧品で摂取するのがオススメです。コラーゲンの代謝を助けるナイアシン(ビタミンB3)や、コラーゲンの生成を促進するレチノール(ビタミンA)が配合されている化粧品も効果が期待できるでしょう。
スキンケアのときは肌をこすったり、引っ張ったりしないように注意してください。
おでこのシワの予防策3.栄養バランスの良い食事
バランスが取れた食事は美肌に不可欠です。特に摂取してほしい栄養素は下記の3つ。
タンパク質
タンパク質は肌だけではなく、髪や爪などの材料ともなる栄養素です。
下記の食材に多く含まれています。
- 赤身の肉(牛や豚など)
- 卵
- 魚介類(アジ・イワシなど)
- 豆類(納豆・豆腐など)
- チーズ
ビタミンC
ビタミンCはコラーゲン作成に欠かせません。化粧品にも含まれているものがありますが、もちろん食事でも摂取できます。
下記の食材に多く含まれています。
- パプリカ
- ブロッコリー
- レモン
- キウイフルーツ
- 海苔
ビタミンCはたくさん摂取しても吸収できずに排出されてしまうので、こまめに摂るようにしてくださいね。
ビタミンA
ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保つために必要な栄養素です。また古い角質層を除去して、ターンオーバーを高める作用もあります。
下記の食材に多く含まれています。
- ほうれん草
- にんじん
- かぼちゃ
- レバー
- うなぎ
妊婦さんはビタミンAの摂取量に上限があるので、過剰摂取にだけ気をつけてください。
おでこのシワの予防策4.紫外線対策
前述したように、紫外線はシワの原因になってしまいます。
おでこは紫外線の影響を受けやすい部分なので、しっかりと対策をすることが大事です。前髪でおでこが隠れている人も、しっかり日焼け止めを塗ってくださいね。
紫外線は1年中降り注いでいるので、夏に限らず年中対策することと、外出後はきちんとクレンジングで落とすことも忘れないように!
毎日のケアで美しいおでこを目指しましょう!
今回はおでこのシワについて解説しました。
シワは毎日の生活習慣でできてしまうものなので、ちょっと意識するだけで変わってくると思います。今回紹介したスキンケアや食事の他にも、しっかりと睡眠を摂ることや適度な運動もきれいな肌作りには欠かせません。
今日から規則正しい生活を意識して、きれいなおでこを目指しましょう!