ほうれい線に効果的な美顔器は?種類や選び方、使い方も紹介!

ほうれい線に悩む女性は多いですよね。中には、「ほうれい線は年齢によるものだし…」と思って諦めている人もいるかもしれません。エステに通って改善したいと思っても、効果が出るまでエステに何度も足を運ぶのは時間的にも経済的にもなかなかの負担。
そこで、自宅で美顔器を使ってほうれい線のケアをしてみませんか?現在では様々な美顔器が家電量販店に並び、通販でも気軽に購入することができます。
自宅で好きな時に使うことができ、ずっと使えて経済的な美顔器は、ほうれい線にも効果を発揮してくれます。
本記事ではほうれい線のための美顔器の機能や選び方などについて解説していますので、ほうれい線のケアにお悩みの方は、是非目を通してみてくださいね。
ほうれい線改善に必要なものは?
そもそもほうれい線ができてしまう原因として、筋力低下とコラーゲンの減少が挙げられます。
そのためほうれい線改善には、
- 筋力を鍛えること
- コラーゲンを増やしてあげること
が近道ですが、この2点は美顔器で補うことができます。
ほうれい線改善に使いたい機能
ほうれい線改善にも効果的な美顔器。しかし、美顔器にもさまざまな種類や機能があります。機能の種類別にそれぞれの特徴を見てみましょう。いずれもほうれい線改善や美肌に効果的ですよ。
EMS
まずひとつ目に紹介するのはEMSです。
EMSとはElectrical Muscle Stimulationの略で、電気的筋肉刺激を指します。筋肉に微弱な電流を流すことによって筋肉に刺激を与え、筋肉を強制的に動かすことができるというもの。
EMSは低周波、中周波、高周波と別れていて、周波が低いものほど浅い場所の筋肉に、高いものほど深い場所の筋肉に効きます。美顔器では低周波から中周波が多く、高周波はボディ用に使用されています。
低周波はハリやリフトアップに効果的ですが、人によってはピリピリと刺激を感じることもあるので注意が必要です。
EMSは血液の循環を促す効果もあるので、くすみが目立たなくなったり、肌が柔らかくなって化粧ノリが良くなったりと、ほうれい線改善の他にもたくさんのメリットがあります。
自分で鍛えるのが難しい内側の筋肉まで動かすことができるので、自分でマッサージやトレーニングをするよりも効率よく筋肉を鍛えることができますよ。
ただ、EMSの使いすぎは筋肉疲労になってしまうので週に2〜3回の使用にしましょう。
EMSの機能がある美顔器を購入するときは強さを細かく変えられるものがオススメです。EMSはほうれい線改善に特にオススメしたい機能ですね。
ラジオ波
次に紹介するのはラジオ波です。ラジオ波は水分に反応して、深部から温める高周波です。その名の通り、ラジオや無線と同じ周波数のためラジオ波と呼ばれています。
ラジオ波は真皮のコラーゲンやエラスチンを活性化させます。肌にハリとツヤをもたらしてくれるので、ほうれい線改善の期待ができます。
また肌の表面を温めるのではなく、自発的に熱を発生させて温めるので、血行やリンパの流れが良くなる効果もありますよ。
イオン導入・導出
ほうれい線改善には、イオン導入・導出機能がある美顔器もオススメです。
イオン導入で電気の力を利用して美容成分を肌に染み込ませたり、イオン導出によってクレンジングで落としきれなかった毛穴の汚れを取り去ったりすることができるので美肌効果抜群です。
超音波マッサージ
超音波は1秒間に約100万回と、人間が聞くことのできないくらい早い速度で振動する波動です。微振動によって細胞レベルのマッサージを行い、肌を活性化させます。
肌の新陳代謝が活発になるので血行促進の効果があり、弾力のある肌にすることができるでしょう。
LED
ライトなどに使用されているLEDも美顔器に使われている場合があります。
LED光を肌に当てることで肌の血行をよくしたり、細胞の代謝を活性化させたりすることができます。細胞の活性化による肌の弾力やハリ、キメの改善に効果的です。
LEDライトは有害な紫外線を含まないので、肌へのダメージも心配ないですよ。
ほうれい線改善のための美顔器の選び方
実際に美顔器を買おうと思っても、どのように選んで良いのか迷ってしまいますよね。美顔器を買うときに気をつけたいのは以下の3つのポイント。
悩みに適した機能が備わっているか
まずは機能。前述したように様々な種類がありますが、複数の機能を兼ね備えた美顔器もあるので、肌悩みがひとつだけでない場合はそういった機種を選ぶのが良いでしょう。ほうれい線の改善のためだけでなく、ほかの肌悩みにも効果が得られたほうがお得ですよね。
自分が美顔器を使うことで、どのような効果を得たいのかを考えておきましょう。
気軽に続けやすいか
次に、気軽に続けやすいかも事前にチェックしてください。美顔器は継続的に使わないと効果が感じられにくいので、続けやすさは重要項目です。
メンテナンスが面倒ならお手入れが簡単な機種を選んだり、お風呂に入りながら使いたいなら防水タイプのものを選んだり、家族や恋人と一緒に住んでいるなら動作音の小さいものを選んだりといった具合に、自身の性格や生活環境を考慮すると選びやすいでしょう。
持ちやすいか
最後に持ちやすいかも確認しましょう。
美顔器は1回につき10分ほどでケアできるものが多いです。1回数分とはいえ、持ちにくいものや重いものであれば使うのが億劫になってしまいますよね。持ちやすく、気軽に使えるものを選んでくださいね。
ほうれい線改善のための美顔器の使い方
美顔器を手に入れたら、正しい使い方もマスターしましょう!美顔器を使うときの注意点を見ていきましょう。
使用頻度を守る
美顔器は機種によって推奨している頻度がバラバラですが、機種ごとの説明にしたがって使用頻度を守るのは絶対です。効果を上げたいからと言って必要以上に使用してはいけません。
美顔器は肌にしっかりと働きかけるものであるため、推奨使用時間を守らず使いすぎるとかえって肌や筋肉などに負担をかけることになり、痛めたり、傷つけたりしてしまうことになりかねません。
しっかりと当てる
美顔器は効果をしっかりと得るために、きちんと肌に密着させることが大事です。
超音波などは特に空気中は伝わりにくいので、美顔器と肌のあいだに隙間が開いてしまうと刺激などが肌に浸透しません。せっかくの効果が半減してしまったらもったいないですよね。
とはいえ、意識しすぎて美顔器を強く肌に当てすぎるのもNGです。押し付けるような当て方は肌の負担にしかなりえませんから、ほどよい加減で行いましょう。
美顔器は、引き上げるようなイメージで顔の下から上へ向かって動かすのが鉄則。筋肉に沿ってゆっくり動かすと、リフトアップにも効果的です。
専用のジェルを使う
美顔器とセットで用意してほしいのがジェルです。美顔器に付属しているものや、美顔器用として販売されています。美顔器を使うときに塗っていないと、肌に摩擦が生じてしまいます。
美顔器用のジェルは肌を摩擦から守るだけでなく、肌に効率良く刺激を伝える役割もあります。
つい手持ちの乳液やクリームで代用しがちですが、一見テクスチャが似通っていても、スキンケア用品とは本来の用途が違うため専用のものを使うようにしましょう。
途中で不足しないように、たっぷりと使ってください。
まとめ
ほうれい線は加齢などでどうしても出てきてしまうもの。とはいえ、はなから「しょうがない」と諦めてしまうのはもったいないです。
エステなどに通うとなるとお金も時間もかかりますが、美顔器であれば自宅で手軽にケアできますよね。隙間時間にささっと使えるのも魅力的。
美顔器を上手に使って、ほうれい線のない若々しい肌を保ちましょう!