石鹸で洗顔するときのポイントは?正しい洗顔の仕方を紹介!

洗顔と一言で言っても、使う石鹸の種類や洗い方など気をつけるポイントはたくさんあります。今回は石鹸で洗顔するときの気をつけたいポイントを解説します。
オススメの洗顔石鹸を肌タイプ別に紹介!
あなたは自分の肌質に合った洗顔石鹸を選んでいますか?石鹸は毎日使うものなので、自分に合った物を使いたいですよね。自分の肌質の見極め方と、肌質別のオススメ洗顔を紹介します。
肌質の見極め方
まずは自分の肌質を知ることが第一です。自分の肌質がわからない方は、洗顔後にスキンケアをするのを少し待って、肌の様子をチェックしてみましょう。
洗顔後の肌の様子
- 特に肌トラブルがなく、肌のツッパリ感がない・・・普通肌
- 肌にツッパリ感がある、カサカサしている・・・乾燥肌
- おでこなど部分的に油っぽさが気になる、一方であごや口周りの部分はカサつく・・・混合肌
- 顔全体に油っぽさが気になる・・・脂性肌
自分の肌質がわかったら、肌質別にどんな石鹸がいいのか見ていきましょう!
普通肌
肌の水分量と皮脂量のバランスが取れている状態で、1番トラブルが少ない肌質です。毛穴も目立ちにくく、ハリがあり、たるみやシワなどもできにくい理想の状態。肌のキメも整っていて、化粧ノリも良好です。
普通肌の人は、今使用している石鹸やスキンケアが肌に合っている証拠です。しかし、季節や体調などによっても肌が変化しやすいので、定期的に肌の状態をチェックしましょう。紫外線や乾燥の対策も怠らないように。
乾燥肌
肌の水分量や皮脂量が不足し、肌の潤いがなくなっている状態が乾燥肌です。空気が乾燥している冬だけでなく、冷房が使用される夏でも起こりやすい症状。肌の一番外側にある角質層にあるバリア機能が低下し、肌内部の水分が逃げてしまっているのです。
洗顔に使う石鹸は保湿力が高く、洗浄力が低めの物を使うのがオススメです。合成界面活性剤もあまり使用してないものを選ぶようにしてください。W洗顔不要のものを選ぶと、皮脂の取りすぎを防ぐこともできます。
混合肌
肌の場所によって乾燥したり、ベタついたり、肌の状態が部分的に異なっている状態が混合肌です。実は混合肌は日本人に1番多い肌質とも言われているそうです。また混合肌といっても、様々なタイプがあります。
脂性肌×普通肌
Tゾーンだけ皮脂の量が多く、頬などは普通肌の場合は、乾燥が原因で一部のみ脂性肌になってしまっている可能性があります。皮脂で毛穴が詰まっている場合があるので、しっかりと汚れの落とせる石鹸を使いましょう。洗顔後、普通肌の部分にはしっかりと水分と油分で保湿をし、脂性肌の部分は水分を多めに保湿するとバランスが保てます。
乾燥肌×普通肌
あごや口周りのみ乾燥が気になるという人は、乾燥肌と普通肌の混合肌かもしれません。あまり洗浄力が高くなく、保湿ができる石鹸を選ぶようにしましょう。洗顔後もしっかりと化粧水や乳液で保湿するようにしてください。
脂性肌×乾燥肌
Tゾーンはベタつくのに、口周りは乾燥する脂性肌と乾燥肌の混合肌タイプは、1番難しいタイプです。皮脂が少ない部分の保湿が十分に行われなかったために外部からの刺激に弱くなってしまい、ニキビができてしまうのです。脂性肌と乾燥肌の混合肌は洗顔ではしっかりと汚れを落とし、洗顔後はしっかりと保湿することが大事になります。
脂性肌
皮脂分泌が過剰に行われ、毛穴が開いた状態になったり、ニキビができやすい状態になっている状態が脂性肌です。ニキビやベタつきに悩む人が多いですね。脂性肌の方は、しっかりと洗浄効果のある石鹸を選ぶことが大事です。しっかりと汚れを落としたあとは、たっぷりと水分補給をすることをお忘れなく。
洗顔石鹸の種類
洗顔石鹸にも固形タイプからフォームタイプ、パウダータイプなどさまざまな種類があります。それぞれの特徴を紹介しますね。
固形タイプ
固形タイプの石鹸は油分量が少なく、洗浄力が比較的高いです。しかし天然の界面活性剤を含んだものが多いので、肌への刺激は少なめです。
フォームタイプ
フォームタイプは保湿成分や美容成分が配合されたものが多いです。種類も豊富なので、自分にあったものが選びやすい面もあります。泡立てがしやすいのも特徴です。
パウダータイプ
毛穴の汚れが気になる方にオススメしたいパウダータイプ。泡が立つときめ細かい泡が出来上がります。最初は泡立てにコツがいるので、泡立てネットを使うのもいいかもしれません。
ジェルタイプ
さっぱりとした洗い上がりのものが多いジェルタイプ。中には泡立たないタイプもあります。
泡タイプ
きめ細かい泡状で出てくるので、泡立てる必要がないタイプ。洗顔時の時短にもなるので、忙しい方にもオススメ。
洗顔石鹸を使った正しい洗顔の仕方
「朝の洗顔は水だけでOK」と聞いたことがある人もいるかもしれませんが、寝ている間も皮脂や汗が分泌されているので、朝もきちんと石鹸を使って洗顔するようにしましょう。
ただし特に乾燥がひどい場合は、洗顔料を載せるのを皮脂の多いTゾーン(おでこや鼻)やあごだけにして、乾燥の気になる頬などはぬるま湯のみで洗うようにしてもいいでしょう。乾燥が気になる場合でも、毛穴に汚れが詰まるので夜はきちんと石鹸を使って洗顔するようにしてください。
反対に皮脂の量やベタつきが気になるからといって、洗いすぎもNGです。洗いすぎは肌のバリア機能が低下する原因になってしまいます。洗顔料を使った洗顔は基本的に1日2回までにしましょう。
石鹸で洗顔するときは、モコモコの泡で洗うようにすることが鉄則です。手を洗って清潔な状態にしたら、石鹸に少しずつ水を加えていくと徐々に泡立っていきます。手のひらに泡を乗せて逆さまにしても落ちないくらいまでしっかりと泡立てましょう。十分に泡立っていないと摩擦の原因になったり、きちんと汚れが落ちない原因になってしまいます。
どうしても泡立てが難しい場合は、市販の泡立てネットを使ったり、泡で出てくる洗顔料を使うという手もあります。
洗顔はTゾーンから洗顔料を載せて優しく洗い、そのあとに頬、目元、口元との順に進めていきましょう。洗顔料を洗い流すときも熱いシャワーを直接顔に当てるのではなく、ぬるめのお湯を手のひらですくって、十分にすすぐようにしてください。泡を顔の上に長時間乗せていると、油分が奪われて乾燥の原因になるので、素早く洗い流すようにすること。
ただし、髪の生え際などは特に泡が残りやすいので注意です。
洗顔後は化粧水や乳液でしっかりと保湿してくださいね。
洗顔石鹸の保管方法
自分に合った石鹸や洗顔方法がわかったら、きちんと石鹸を保管しておくことも大事です。特に固形石鹸は水で溶けやすいので、大事に保管しておきましょう。
石鹸の保管のポイントは、以下の3つです。
- 水に濡れやすい場所に置かない
- 使用後は洗い流し、十分に水分を切る
- 石鹸置きを使う
石鹸をお風呂場で使ったあとは、必ず濡れやすい浴室から出しましょう。濡れたままにしておくと雑菌が繁殖する原因にもなります。
固形石鹸の場合は市販の石鹸置きに置くか、スポンジなどの上で保管しましょう。ネットに入れておくのも、水切りがされるのでオススメです。
自分に合った洗顔石鹸を使って肌トラブルをなくそう
毎日行う洗顔にはこだわりたいもの。美しい肌と正しい洗顔はセットです。定期的に自分の肌をチェックして、自分に合った石鹸を使うようにしてくださいね!