眉毛メイクの基本を解説!描き方やメイク崩れの対策まで

ハーフ顔に見せたり、優しい印象を与えたり…。メイク方法ひとつで顔の印象を変える眉毛メイクは、メイク初心者さんにとっては難易度が高め。「どうしてイメージ通りの眉毛にならないの?」と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで今回は、眉毛メイクの基本を解説します。眉毛の描き方やちょっとしたコツ、眉毛のメイク崩れ対策など、ぜひ参考にしてくださいね!
眉毛の書き方の基本を解説!
さっそく、眉毛の描き方を確認しましょう。すでに生えている眉毛にそって色をのせるだけでなく、眉山や眉尻の理想的な位置を覚えておいてくださいね!
1.まずはアイテムを揃える
眉毛メイクで大事なのは、複数のアイテムを使用することです。ペンシルだけ、パウダーだけ、眉マスカラだけで眉毛メイクを完成させるのではなく、それらを組み合わせて理想の眉毛を描きましょう。
必要なアイテムとして、まず形を整えるための以下の3つのアイテムが必要です。
- 眉はさみ
- 毛抜き
- シェイバー
そして次の4つのメイク用品。
- ペンシル
- パウダー
- 眉マスカラ
- スクリューブラシ
眉毛メイクに慣れてきたらアイテムを減らしたり、増やしたりしてみてもよいでしょう。
2.眉毛を整える
眉毛メイクのアイテムを揃えたら、次は眉毛を整えていきます。
眉毛はやみくもに抜いたり剃ったりするのではなく、眉毛の「ゴールデンプロポーション(黄金バランス)」を意識しながら整えていきましょう。
眉頭
「眉頭」の始まりは、ノーズライン(鼻筋)の延長線上にあることが理想的です。
眉山
眉のカーブのいちばん高い部分を「眉山」と呼びます。眉山の理想的な位置は、頬骨を触って1番前に出ている部分の真上となります。
ただし、エラが張っている人や頬骨が張っている人は、やや眉尻側に眉山を定めましょう。そうすることで顔のバランスが整って見えます。
眉尻
「眉尻」は、眉頭の下のラインよりも位置を下げないのがポイントです。角度は、耳の上の付け根に向けて下ろしましょう。
3.毛流れを整える
眉毛を整えたら、眉毛を描く前にスクリューブラシで毛流れを整えましょう。その際に毛の流れからはみ出た長い眉毛があれば、眉はさみでカットしてください。
4.眉尻側からパウダーをのせる
まず、黒目の上から眉尻までをパウダーで描き足します。このとき、眉毛メイク初心者さんは眉頭からスタートしがちですが、そうすると眉毛が濃く見えてしまうので要注意です。
5.ブラシに残ったパウダーを眉頭にのせる
4でブラシに残ったパウダーを、ブラシを寝かせた状態で眉頭にのせます。ブラシを寝かせることで色を淡く見せることができるので、初心者さんにおすすめのテクニックとして覚えておきましょう。
6.ペンシルで眉尻の足りない部分を描く
眉毛全体にパウダーで色をのせた後は、ペンシルで足りない部分を描き足します。眉尻を中心に描き足しますが、不自然に見えないように少しずつ線を足していきましょう。
7.髪色と合った眉マスカラをオン
毛流れにそって、髪色に合わせた眉マスカラをのせていきます。肌につくとベタッとした眉毛になってしまうので、眉毛1本1本にのせるように意識しましょう。
8.仕上げに毛流れを整える
眉マスカラが乾いたら、最後にもう一度スクリューブラシで毛流れを整えましょう。このひと手間で、眉マスカラによってバラバラになった毛の流れが元に戻ってキレイな仕上がりになります。
眉毛のメイク崩れ対策4つ
時間も手間もかかる眉毛メイクですが、顔の中でもよく動く位置にある上に汗や前髪に触れることでメイク崩れしてしまうことも。では、眉毛のメイク崩れを防止する対策はあるのでしょうか?
フェイスパウダーを活用する
眉毛のメイク崩れの多くは、眉毛に余分な油分や水分がついたまま眉毛メイクをすることで起こるといわれています。つまり、眉毛の余分な油分や水分をオフしてから眉毛メイクを施すことで、多くの眉毛のメイク崩れは防げるということです!
そこで使用したいのが「フェイスパウダー」です。化粧下地やファンデーションを塗った後、フェイスパウダーで軽く眉毛を押さえてあげましょう。こうすることで、眉の余分な油分や水分をオフできるので、眉毛のメイク崩れを極力抑えることができます。
アイブロウ用の化粧下地を仕込む
最近では汗・皮脂・摩擦から眉毛メイクを守る、アイブロウ用の化粧下地が販売されています。使い方は至ってシンプル。眉を描く前に、アイブロウ用の化粧下地を適量塗るだけでOK。液が乾いたら、上からアイブロウパウダーを重ねましょう。
アイブロウ用の化粧下地はサイズがコンパクトな上、パッケージも可愛いものが多いので持ち歩きにも便利です。特別なテクニックは不要なので、眉毛メイク初心者さんにぜひ試していただきたい対策です。
アイブロウトップコートで仕上げる
アイブロウ用の化粧下地が販売される以前から登場していたのが、アイブロウトップコートです。アイブロウトップコートはその名の通り眉毛メイクの仕上げとして塗ることで、眉毛のメイク崩れを防止してくれる優れものです。
アイブロウトップコートの嬉しいポイントは、プチプラの商品が多いことです。100均でも販売されているので、気になる人は価格の安いものから試してみてくださいね!
ただし、アイブロウトップコートは商品によっては「テカりやすい」「描いた眉毛が若干薄くなる」「付けすぎるとダマになる」といった難点も…。口コミを参考に、自身に合ったアイブロウトップコートを探してみましょう。
眉ティントで落ちない眉毛をゲット
一度塗ると3~7日間は消えないと言われている、新感覚コスメの「眉ティント」。韓国発祥の眉ティントは、韓国のアイドルが愛用していたことから人気が急上昇し、いまや日本でも大ブームを巻き起こしています。
眉ティントの種類は大きく分けて「ペンタイプ」と「ジェルタイプ」があります。ペンタイプは先端がアイライナーのような細い筆になっているので、眉毛の間を埋めるのに適しています。
対して、ジェルタイプは太い筆になっており、塗って剥がすとカラーが着色するという仕組みです。ペンタイプより持続性があるのが特徴で、30~120分間乾かすためパックタイプとも呼ばれています。
医療アートメイクという手も!
「どうしても眉毛メイクが上手くいかない…」「汗や洗顔でも落ちない眉毛メイクはないの?」と悩んでいる人は、医師の管理下で行う「医療アートメイク」を施すという方法もあります。
医療アートメイクとは、表皮下0.01~0.03mmの皮膚の浅い層に安全な色素を着色していく技術のこと。術後はまれに痛みや赤みが出ることもありますが、基本的には数日以内で治るといわれています。
ただし、医療アートメイクには注意点も。厚生労働省はアートメイクを医療行為としており、医療機関でないサロンで行うことは法律違反になります。そのため、安いからと言って医療機関以外でアートメイクを受けることは非常に危険です。医療アートメイクを施す際は、必ず医療機関で施術を受けましょう。
まとめ
与えたい印象によって形や濃さを変えることで、なりたい自分を演出してくれる眉毛メイク。また、流行りによって眉毛メイクを変えることで、トレンドに敏感な人だと思ってもらえるでしょう。
自分に似合う眉毛メイクを見つけるのは簡単なことではありませんが、基本の描き方を参考に、練習を重ねてキレイな眉毛を手に入れてくださいね!