くすみ顔は百害あって一利なし!顔がくすむ原因を把握して対策しよう

dull
スキンケア

毎日鏡を見続けているとわからないのですが、ふと芸能人やモデルさんと比較してみると自分の顔がくすんでいることに気づく瞬間があります。くすみ肌は、女性の敵。ファンデーションの色がきれいに映えず、すっぴんは家族以外に見せられないということも。一部だけくすんでしまうと、疲れた感がでて老け顔になってしまいます。

そこで、今回はくすみの原因を解明した上でくすみを解消する対策を説明します。くすみで悩んでいる場合は、ご自身のくすみの原因を把握した上で、くすみ退治にとりかかりましょう。

あなたの顔のくすみの原因は?

まずはくすみの原因をチェックしてみましょう。

そもそもくすみってどんな状態?

そもそも、自分の顔の肌がくすんでいるかどうかがわからないという方はまず鏡を見てセルフチェックしてください。簡単な判別方法は「首の色との比較」です。首よりも色が暗めであれば顔全体がくすんでいる証拠。
顔と首の色が同じだけど、目の下や上、口周りの色が違う場合もくすみ肌です。

くすみ肌の原因1:紫外線

実はシミの原因となる紫外線は、くすみの原因にもなります。紫外線を浴びると、肌をダメージから守るためにメラニンという色素が増加してしまいます。
通常はターンオーバーによってメラニンは排出されていくのですが、何らかの原因によってターンオーバーが乱れたり、メラニンが過剰に排出されたりすることでメラニンが残ってしまい、くすみの原因となるのです。紫外線によるくすみはシミと同様に、年齢を重ねると起きやすくなります。

くすみ肌の原因2:汚れの蓄積

毎日のクレンジングや洗顔で落としきれなかった汚れが、くすみを引き落とすことがあります。アイメイクをしっかり落とし切らず残ってしまっている状態が続くと、目の周りが変色することも。

くすみ肌の原因3:血行不良

私たちの顔の肌の色を作っている要素の1つが血液です。血行が盛んであれば肌はいきいきと明るいトーンになりますが、血行不良の場合は赤みがなく黄色味が目立ってしまうくすんだ状態になってしまうのです。

くすみ肌の原因4:乾燥

乾燥している肌は表面のキメが乱れているため肌表面がでこぼことしてしまい、影となってくすんでいるように見えてしまいます。肌の保湿力は加齢とともに低下していきますので、加齢に従って保湿にはより力を入れなければなりません。

くすみ肌の原因5:古い角質

古い角質が落ちていない状態では、角質が積み重なってしまい肌の透明感を失わせます。古い角質が肌に残る原因は、洗顔方法の誤りやターンオーバーの乱れなど。

dull2

これだけ読めばすべてがわかる!くすみ対策

くすみの原因は様々でしたが、多くの方のくすみは1つの原因だけでなく複数の原因が絡んで起きています。「保湿力が低下して乾燥肌になり、ターンオーバーが乱れてメラニン色素が沈着する」というように、複数の要因のくすみが混在しているものです。
だから、くすみ対策を行う際は、くすみの原因である以下の5つを解消するように心がけなければなりません。

  • 紫外線
  • 汚れの蓄積
  • 血行不良
  • 乾燥
  • 古い角質の蓄積

それでは、各原因に応じた対策をチェックしていきましょう。1つずつを単体で実施するのではなくすべての対策を実施することが大切です。

乾燥・紫外線によるくすみには「日焼け対策」

紫外線は、お肌の大敵。メラニン色素の沈着によるくすみだけでなく、乾燥も引き起こします。それを防止するために大切なのは紫外線対策。紫外線が強いと言われる春先から秋にかけてだけでなく1年を通した対策が必要です。
化粧下地には日焼け止め効果があるものを使うこと、帽子や日傘も併用することでさらに効果的です。

すでにくすんでしまった場合は「美白化粧品」を使って根気よくスキンケアを続けましょう。ビタミンCの摂取も効果的です。

汚れや古い角質の蓄積には「適切な洗顔料による正しい洗顔」

メイク汚れや日常の汚れ、古い角質の蓄積によるくすみには、洗顔が効果的です。といっても力強くごしごしこするのはNG。ご自身の肌質に合った洗顔料を正しく使うことが大切です。
敏感肌・オイリー肌・乾燥肌など様々な悩み別の洗顔アイテムが発売されていますので、適切なものを選択しましょう。

美白効果がある洗顔料を取り入れてもいいですね。

洗顔料選びと同じくらい大切なのが「正しい洗顔」です。クレンジングでメイクをきちんと落とした後、ぬるま湯を使って清潔な手でしっかりと泡立てて包み込むように洗い、ぬるま湯できちんと流しましょう。
意外と軽視しがちなのが、朝の洗顔です。夜はしっかり洗顔しても、朝は適当という方が多いですが、実はお肌のターンオーバーは夜間に活発に行われますので、朝に正しく洗顔をしなければ古い角質は残ってしまいます。朝も夜と同様の手順でしっかりと汚れを洗い流しましょう。

乾燥対策は「1日2回の保湿を欠かさない」こと

くすみ対策の中で最も重要と言えるのが保湿です。しっかりと保湿することで、乾燥が原因のくすみを予防できるだけでなく、ターンオーバーの乱れが引き起こす角質の陰によるくすみやメラニン色素の沈着によるくすみの対策にもなります。
保湿で大切なのは、洗顔後に「できるだけ早く行うこと」です。通常、保湿は化粧水と乳液、美容液などを組み合わせて行います。化粧水だけでは、水分を閉じ込めることができず水分が蒸発して乾燥が助長されることがあるので、かならず化粧水と乳液やクリームなどをセットで使いましょう。
すでにできてしまったくすみには「美白化粧品」が有効ですので、美白効果が高い化粧水を選択すると良いですよ。

血行不良には「マッサージ」

血行不良によるくすみにはマッサージがおすすめです。美容クリームや美白クリームなどを使ってマッサージすると、美白効果プラスマッサージ効果でさらなるくすみ解消効果が期待できます。
マッサージは、力を入れずクリームを塗りながらなでるように軽い力で行いましょう。強くこすりすぎると肌にダメージが残り、くすみの原因になってしまうこともあります。

顔のくすみが解消されるまではメイクでカバーも

紫外線対策や保湿、美白化粧品やマッサージなどでくすみ対策をはじめても、すぐにくすみが改善されるわけではないので、しばらくはメイクなどでくすみをカバーする必要があります。
くすみ対策に有効なのは、コントロールカラーです。コントロールカラーとは、ベースメイクの前に使う色味を補正するアイテム。
茶色がかったくすみにはパープル、グレーがかったくすみにはオレンジのコントロールカラーが有効です。顔全体のくすみを均一的に補正したい場合は、くすみ補正効果がある下地を使っても良いでしょう。

dull3

まとめ

くすみの原因は日常生活の中に多く潜んでいるので、全てを完璧に対策するのは難しいですが、問題を整理すると意外と簡単。

  • 肌質に合った洗顔料を使った正しい洗顔をする
  • 保湿を忘れない
  • 美白化粧品を使う
  • マッサージする
  • 顔のくすみが改善されるまではカバーコスメを使う

これらのポイントをおさえておけばくすみ対策は万全です。
くすみ対策は長期勝負になりますので、数日で諦めず最低でも3ヶ月は続けましょう。毎日ケアを続けることで、顔のくすみは改善されますし、新たなくすみも発生しづらくなります。

関連記事一覧