毛穴の黒ずみはサヨナラ!毛穴のケア方法を覚えて黒ずみゼロの毛穴美人になろう

毛穴の黒ずみに悩んでいる人は多く、特に小鼻の脇などは長年黒ずみが留まり続けて諦めている人もいます。コンシーラーとファンデーションで隠してその場しのぎをしているものの、メイクを落とせばプツプツ目立つ黒ずみにため息が出てしまうものです。
毛穴のケアはたくさんの方法があり、多くの人が1度は試したことがあるはず。そのときはきれいになったと思えても、数日後にはまた黒ずみが目立ってきてしまうことは珍しくありません。何度も何度も戦ってきた頑固な毛穴の黒ずみと、そろそろお別れをしましょう!
今回は、毛穴の黒ずみの種類から対策方法までをご紹介します。まずは、あなたの黒ずみの正体を知るところからスタートです。
毛穴の黒ずみってそもそも何?黒ずみの正体を知ろう
毛穴の黒ずみの原因は人それぞれ異なるものの、大きく分けると3つの原因であることがほとんどです。まずは、毛穴の黒ずみの正体を知るところから始めましょう。
角栓
角栓は、タンパク質である古い角質が毛穴につまり、皮脂や汚れと絡み合ってできるものです。角栓ができた当初は白いのですが、長く留まることで空気に触れ酸化すると次第に黒くなり、黒ずみと変化していきます。
本来、古い角質は肌のターンオーバーという皮膚の生まれかわるサイクルで剥がれ落ち、新しい皮膚になるのが基本です。これを約4週間で行うのですが、加齢や乾燥などが原因でペースが乱れがちに。ターンオーバーが乱れると角質が肌表面に留まり続けるので厚くなり毛穴が埋もれ、古い角質や皮脂、汚れがどんどん詰まってしまい角栓が増えていくのです。
毛穴の影
意外と多いのは、毛穴の影で黒ずみに見えてしまっている状態です。これは、特に頬に見られることが多く、20代後半から30代以降と年齢を重ねると肌がたるみ毛穴も開いてしまうことが原因です。開いた毛穴に光が当たると、影ができるので黒く見えてしまいます。
つまり、角栓ではなく毛穴の影が黒く見えているだけということです。
産毛の詰まり
毛穴にある産毛が原因で、黒ずみに見えていることもあります。日本人の産毛は黒いことが多く、白い肌だと目立ってしまいがち。また、産毛は体毛と同じように、ある一定期間を迎えると抜け落ちて生え変わっていくものです。
しかし、毛穴に角栓があることで産毛が抜け落ちることなく蓄積されてしまうことがあります。毛穴の中で産毛が留まり、汚れと絡み合って黒ずみになっていることもあるのです。
毛穴の黒ずみができる原因は?
毛穴の黒ずみの正体は、角栓・毛穴の影・産毛の詰まりと分かりました。これらの原因は以下のものが挙げらます。
- 洗顔方法が間違っている
- 過剰な毛穴ケア
- 保湿が足りていない
- 肌のたるみ
- 産毛の処理ができていない
毎日何気なく行っている洗顔方法が間違っている人は意外と多く、肌や毛穴にとって負担になっていることも多いです。特に、毛穴の黒ずみが気になる鼻周りは形が複雑なこともあり十分に洗えていないこともあります。すると、皮脂汚れなどが十分に落としきれずに角栓となり、酸化して黒ずみに変化する可能性が高くなるのです。
また、毛穴パックなどの毛穴の角栓を取るアイテムは適度なペースで使うように心がけてください。毎日のように頻繁に使うことは、逆に肌や毛穴の負担になってしまうことになります。スクラブなどのスペシャルケアに関しても同様で、毎日ではなく週1~2回程度のペースで行うことが大切です。
そして、ベタつくからと保湿ケアを避ける人もいますが、毛穴の黒ずみが気になるなら保湿もしっかりと行わなければなりません。さらに、加齢による肌のたるみや、顔の産毛処理ができていないことも毛穴の黒ずみの原因になっています。毛穴の汚れだけが黒ずみの原因ではないということです。
毛穴の黒ずみをスッキリきれいにしたい!5つの方法
毛穴の黒ずみの原因は異なるけれど「きれいにしたい!」という気持ちはみなさん一緒です。今までも、いろいろな方法を試してきた人もいるでしょう。なかなか効果が実感できなかった人は、まずは1度基本の洗顔から覚えてみましょう。
洗顔は、顔の汚れを落とすためには欠かせないスキンケアです。この洗顔を正しく行い、肌の汚れをきれいにすることは、その後のスキンケア効果を高めるためにも大切となります。
1.正しい洗顔で余分な皮脂や汚れを取り除く
毛穴の黒ずみが角栓であるなら、余分な皮脂や汚れを正しい洗顔方法で毎日落とすことが大切です。また、角栓が気になるからといって力を入れてしまう人は多く、その洗顔方法が原因で肌トラブルを招いていることも少なくありません。
洗顔をするときは、ゆで卵を洗うようなイメージで優しく行うことも心がけましょう。
- 洗顔料をしっかりと泡立てる
- 力を入れずに泡で顔を包み込むように洗う
- 髪の毛の生え際・あごはすすぎ残しがないか確認する
- 長時間の洗顔は乾燥などを引き起こすので1分程度で終わらせること
- すすぎは33~35℃程度のぬるめのお湯で行うこと
- 拭き取るときはタオルで優しく水分を抑えるように行うこと
これらのことに気を付けて、洗顔方法を見直してみてください。ちなみに、洗顔の基本は朝と晩の2回行いましょう。朝は軽くすすぐだけという方も多いのですが、寝ている間にも皮脂は分泌されているので皮脂汚れが心配です。
また、前の晩に行ったスキンケアのクリームなどが、空気に長時間触れたことで酸化していることも十分考えられます。このような汚れが、毛穴の黒ずみに変化する確率は高いので注意しましょう。そして、皮脂汚れや酸化された化粧品が顔に残っていると、その後の化粧水などが浸透しにくくなります。
朝の洗顔を水やぬるま湯のみで終わらすのではなく、洗顔料で優しく洗うようにしましょう。
2.おすすめのスペシャル洗顔料はこちら
毎日の基本的な洗顔に加えて、週1~2回程度のペースでスペシャル洗顔料を使用してケアをしてみてください。以下のような洗顔料は、毛穴の黒ずみが気になる人にピッタリです。
- 酵素パウダー
- スクラブ洗顔
- ピーリング洗顔石鹸
- 炭酸洗顔料
これらの洗顔料は、毛穴の黒ずみケアに効果的なものとなっています。肌が荒れているときに毛穴ケアを行うなら、酵素パウダーがピッタリです。酵素パウダーには「タンパク質分解酵素」や「皮脂分解酵素」が含まれており角栓除去の手助けをしてくれます。
スクラブ洗顔やピーリング洗顔も、毛穴の汚れや角栓の除去を助けてくれる王道の洗顔料です。肌荒れをしているときは、酵素パウダーでのケアの方が肌には負担がかからず済むので肌状態で選びましょう。
炭酸洗顔料は、タンパク質を柔らかくしてくれる働きのある泡で洗顔ができます。角栓や角質はタンパク質でできているので、毛穴の黒ずみも改善に導いてくれるのです。さらに、炭酸の泡は毛穴の奥の汚れを浮かし外に出す働きも期待できます。
他には、オリーブオイルなどの美容オイルを使った毛穴の角栓ケアもおすすめです。綿棒をオリーブオイルに浸し、角栓が気になるとところにコロコロと転がすようにマッサージを行いましょう。中指で直接マッサージをしてもOKです。入浴後など毛穴が開いているときに行うと効果的!約3分間マッサージをしたら、オイルをティッシュオフしてから洗顔をして流しましょう。
3.保湿はしっかりと行うことを忘れずに
毛穴の黒ずみが気になるなら、保湿はしっかりと行うことを忘れないようにしてください。保湿をすると角質層の水分量が増えるので、肌もふっくらと変化します。肌がふっくらすることで毛穴も小さくなり、皮脂汚れなどが入り込みにくくなるのです。
また、保湿をしっかりと行うことで肌のターンオーバーも促進されるので角質も厚くなりにくくなり、毛穴が埋もれてしまうこともなくなります。さらに、毛穴パックなどを行った後も保湿をすることで毛穴が閉じやすくなるので、化粧水をコットンに浸してローションパックを行うこともおすすめです。
4.毛穴のたるみを改善させよう
肌のたるみにより毛穴に影ができて黒く見えているなら、収れん化粧水などを使用して引き締めましょう。洗顔後のスキンケアで、冷たいタオルや保冷剤を使用して肌を冷やすことも毛穴の引き締めには効果的となります。
また、たるみの原因はコラーゲンの減少が考えられます。コラーゲンは年齢と共に減少するものなので、化粧水や美容液で補いましょう。他には、ビタミンC誘導体やセラミド、レチノール、コエンザイムQ10 、ペプチドなどもハリをアップしてくれる美容成分として知られています。
また、化粧品だけではなく顔の筋肉を付けるなど、リフトアップケアを心がけることも毛穴のたるみには大切です。
5.顔の産毛をシェービングしよう
角栓に産毛が詰まって黒くなってしまっている場合は、シェービングを行いましょう。顔の産毛のシェービングをすることで、皮脂汚れなどが毛に付着しにくくなります。そして、古い角質も取り除けることから、毛穴の汚れも排出されやすくなるのでおすすめです。
顔のシェービングをする際には、専用のシェービングフォームなどを使用しましょう。何も付けずにシェービングをすることは、肌にダメージを与えるだけでなくケガにも繋がり危険なので避けてくださいね。
まとめ
毛穴の黒ずみは、適切なスキンケアをすることで改善される肌トラブルの1つです。長年悩み続けている人は、この記事を読んだ日の洗顔から見直してみましょう。まずは、簡単に改善できることから変えていくことが大切です。
洗顔・保湿はきれいな肌と毛穴には欠かせないスキンケア。ベタベタするのが嫌だと、常にスキンケアを簡単に済ませていては肌が潤いを与えるために皮脂を多く分泌することになります。その皮脂が酸化しているのにも関わらず洗顔を怠ると、そのまま角栓になり黒ずみへと変化してしまうという悪循環が待っているのです。
料を変えてスペシャルケアをプラスしてくださいね。少しずつ毛穴の黒ずみケアを続けることで、スッキリ毛穴美人へと変化を遂げますよ。