初心者さん必見!こなれて見えるメイクテク

メイク初心者さんの多くが抱える悩み、それは「なんかパッとしない」だと思います。一応やり方は知っているはずだけど、道ゆく女子たちのようにこなれたトレンド感がない…と感じることはありませんか?
メイクはポイントさえ押さえれば、誰でもかわいくなれる魔法のアイテムですが、方法がわからなければこなれ感もトレンド感も出ませんし、劇的なビフォータフターもできません。
そこで今回はメイク初心者さんが読むだけで、メイク上手に見えるメイク法を説明します。必要なメイク道具も解説しますので、メイクのことがさっぱりわからない方も、少しはできるけどコレジャナイ感が強い方もぜひ参考にしてください。
初心者さんはまずここ!メイクのために必要なアイテムと選び方
まずは、メイクに必要な道具とアイテムについてお話しします。これから初めてメイクをする初心者さんでもすぐに揃えられるように説明してありますので、目を通してくださいね。
ベースメイクは「下地・ファンデーション・コンシーラー」
最初は「ベースメイク」にとりかかりましょう。ベースメイクとは下地やファンデーションなどで、お肌の質感や色味を整えるために必須。
下地やファンデーションには様々な種類がありますが、メイク初心者さんは3点とも同じ化粧品メーカーのもので揃えるといいでしょう。いろんな機能のベースメイクアイテムがありますが、まずは使いやすいオーソドックスなものがあれば大丈夫です。
なお、ベースメイクの前には、保湿が必要ですので化粧水や乳液などの基礎化粧品を持っていない方はこれを機会に買っておきましょう。
こなれ感に挑戦したい方は「ハイライト」や「ローライト」でメリハリをつけても良いですよ。
下地
ファンデーションの定着を良くし、毛穴にファンデーションが入り込むのを防いでくれます。また、肌の色を補正したり質感を整えてくれる機能もあるので、より一層きれいな仕上がりになります。
ファンデーション
ファンデーションには、リキッドタイプ、パウダータイプ、クッションタイプなどがありますが、初心者さんには比較的簡単に扱うことができ、化粧直しも簡単なパウダータイプがおすすめです。リキッドタイプのように水分が多いファンデーションを使用する場合は、上からフェイスパウダーを重ねましょう。
コンシーラー
クマやニキビ跡はファンデーションだけでは隠し切ることができない場合がほとんどです。気になる部分にコンシーラーを用いることでさらに均一できれいな肌に見せることができます。
アイメイクは「アイシャドウ・アイライナー・マスカラ」
アイメイクはメイクの印象を大きく変えるので、力を入れたいところ。アイメイクに必要なアイテムはこちらです。
アイシャドウ
目の周囲を彩るアイテムです。薄い色から順番に重ねていきますので、複数の色のアイシャドウが必要。上級者さんは個別に揃えますが、初心者さんは個別ではなくパレット状になっているものを選ぶと良いでしょう。
まずは目が自然に大きく見えるベージュ~ブラウン系のパレットがおすすめ。各化粧品メーカーから、色味を合わせた使いやすいアイシャドウパレットが発売されていますので、好きなタイプの色味のものを買ってみましょう。
アイライナー
アイライナーは目の輪郭を縁取って大きく見せたり丸く見せたりするために必要なアイテムです。ペンシルタイプとリキッドタイプがあります。どちらでも問題ありませんが、初心者さんは失敗しても修正しやすいペンシルタイプを選ぶと良いでしょう。
マスカラ
マスカラはまつげを長く伸ばしたり、太くしたりして、目力をアップさせるための必須アイテム。すでにマツエクをしている方は不要ですが、マツエクをしていないならマスカラも用意しておきましょう。
ビューラー
マスカラを塗る前に、まつげを上に向けるために使うアイテムです。通常のタイプと暖かくなるホットビューラーなどがありますが、最初は通常のタイプで問題ありません。
「チーク」と「リップ」、「アイブロウ」
上記の基本アイテムとともに忘れてはいけないのがチークとリップとアイブロウです。アイメイクにばかり力を入れがちですが、これらのパーツを抜かりなく仕上げることで印象は大きく変わりますよ。
チーク
チークとは頬に色を乗せるアイテム。オレンジ系やピンク系など様々な色が発売されています。系統が違う2、3色を買っておくと便利です。
リップ
リップは、唇に色味をつけるアイテムです。赤やピンク、オレンジなど気分や服装、メイク全体のバランスなどを考えて変えていきますので数色揃えておきましょう。
アイブロウ
アイブロウは眉毛を描くアイテム。ペンシルタイプやパウダータイプがあります。失敗した時の修正が簡単なので、初心者さんはパウダータイプをおすすめします。
髪の色とほぼ同じか、ワントーン明るい色を選ぶと自然なまとまり感が出ますよ。
初心者さんでもすぐできる!簡単こなれメイク
メイク道具を揃えたらさっそくメイクに取り掛かりましょう。
まずはとにかくベースメイクから!
メイクを始める前に、洗顔クリームで綺麗に顔を洗ってから基礎化粧品で保湿してください。保湿のために必要なアイテムは、化粧水と乳液、美容液など。保湿をしっかりすることで乾燥やメイク崩れを防ぐことができます。
基礎化粧品が馴染むのを待ってから、ベースメイクのスタートです。ベースメイクはメイクで一番大切なので、じっくり時間をかけてくださいね。
下地
まずは、化粧下地を指に少しずつ出して、顔の各パーツにのせます。ムラにならないように均等に塗りましょう。基礎化粧品と同じように、顔全体によく馴染ませてください。
ファンデーション
下地を馴染ませたら、次はファンデーション。ファンデーションは、適量をおでこ・頬・鼻など顔の中心から外側へ伸ばすように塗っていきます。輪郭部分まできっちり塗ってしまうと首との質感に差が出てしまうので、輪郭へ向かうにつれ薄くぼかすように伸ばすのがコツです。
小鼻の周りの細かい部分は、付属しているスポンジで塗るときれいに仕上がります。
コンシーラー
ファンデーションが終わったら、シミなどが気になる場所にコンシーラーを塗ります。少量ずつ軽く叩くように塗るのがポイント。厚塗りしすぎるとかえって目立ちますのでぼかしながら塗ってください。
フェイスパウダー
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを使用した場合、ベタつきを抑えるため最後にフェイスパウダーを顔全体に塗れば完成。フェイスパウダーには化粧崩れ防止があり、製品によってツヤ肌やマット肌などの質感を演出する効果もあります。
さらに、立体感やツヤ感を出したい方はハイライトを目の下、Tゾーン(おでこと鼻筋)、顎に入れるとこなれて見えます。
チークは雰囲気を左右するキーアイテム
チークは顔色良く見せてくれるだけでなく、塗る場所で印象を変えてくれる重要アイテム。
笑ったときに頬の1番高くなる部分を中心に、大きめのブラシでふんわりと乗せると自然な仕上がりになります。
大人っぽく仕上げたい場合は気持ち外側に少し横長に、カジュアルで若々しい仕上がりにしたいときは少し内側寄りに丸く乗せると良いでしょう。
また、面長の方は通常よりやや下の位置に横長に入れることで、丸顔の方は頬の高い位置からこめかみ方向にリフトアップするように入れることで、輪郭の悩みも緩和することができます。
メイクの主役!アイメイク
アイメイクの順番は、アイシャドウ→アイライナー→マスカラ、です。順番に確認していきましょう。
アイシャドウ
アイシャドウのポイントは塗る順番。基本はアイシャドウパレットに書いてある通りに塗っていけば印象的な目元になります。目を大きく見せようと塗りすぎるとケバくなってしまいますから、目の形に合わせてバランス良く仕上げましょう。
最近では目元専用の化粧下地もあります。アイシャドウの発色を良くしてくれ、よれやすい目元のメイクを長時間キープしてくれます。
アイライナー
目を大きく見せようとつい太く引きがちですが、アイライナーはまつげとまつげの間を埋めるように、細めに引くのが垢抜けのコツ。太く引いてしまうと逆に目が小さく見えてしまううえに、時代遅れな印象になってしまいます。あくまで目の輪郭を縁取るようにラインを引くことで、すっきりぱっちりとした目元へ近づきます。
下まぶたのアイラインは、メイクに不慣れな初心者さんには少しハードルが高いかも。まずは、黒目の下部分にごく細くアイラインを入れることから始めてみましょう。自然に黒目がちな瞳を演出できます。
ビューラー・マスカラ
マスカラはビューラーで上手にまつげを上げるのが成功させるコツです。ビューラーは軽く人肌に温めておくと、まつげが上がりやすくなりますので使う前に手で温めておくといいですよ。さらに、まつげの根本だけではなく先端に向けて段階的にビューラーで挟んでいくことで、きれいなカーブに仕上げることができます。
ビューラーでまつげを上げたら、マスカラを均等に塗っていきます。ダマにならないように、まつげの根元から先端に向けてマスカラをジグザグに動かしながら均等に塗っていきます。下まつげはマスカラを縦にして、ちょんちょんと少しずつ塗っていきましょう。黒目の上下部分を重点的に仕上げると、目力がアップ!
密かに重要なアイブロウ
とくに前髪を下ろしている人などは手を抜きがちですが、眉毛は顔の印象を左右させる重要なパーツ。近年は手を入れすぎない、骨格に沿ったナチュラルな眉が人気です。
コツは、眉頭を描きすぎないこと!眉尻部分と同じように眉頭を描き足してしまうと、一気に「描きました感」が出てしまい不自然な印象になってしまいます。
リップで総仕上げ
リップカラーでメイクを仕上げましょう。
リップメイクのアイテムは色・質感ともに豊富過ぎるほどバリエーションがあります。まずはチークに使った色味に近いものを選びましょう。濃さが不安なら、色付きリップから始めてみると失敗しにくいのでおすすめです。
まとめ
初心者さんはここまで読んで、「もう無理だよ」と思うかもしれませんが、1つずつクリアしていけば大丈夫。基本をマスターしてメイク動画などで応用を実践してみると、びっくりするほど顔が変わりますよ。
どうしても自分でうまくできない方は、コスメカウンターや美容院などでメイクをお願いしてみましょう。プロのメイク術を経験すればメイクスキルは飛躍的にアップします。