オールインワンタイプのスキンケアってどう?プルプル肌も夢じゃない!

毎日忙しい人は、毎日行うスキンケアの時間すらもったいないと感じることも多いはずです。
そこで頼りになるのが基礎化粧品の役割を全て兼ね備えるオールインワンタイプのスキンケアアイテム。スキンケアを早く済ませたいときにとても便利なアイテムですよね。
しかし、手軽にスキンケアを行えるからこそ「こんなケアで大丈夫かな?」と逆に不安に感じる方もいるのではないでしょうか?
今回、そんな気になるオールインワンのメリット・デメリットの両方を紹介します。また、どんなときにオールインワンをスキンケアに取り入れると良いのかについても説明します。
Contents
オールインワンタイプってどんなもの?
本来それぞれ単品で使用している化粧水・美容液・乳液・クリームなどが1つになったスキンケア製品のことをオールインワンタイプと総称します。ジェル状のものが多いですが、クリーム状やローション状のものもあります。
スキンケアに必要なものを全て1つにまとめたという意味で、オールインワン【ALL IN ONE】と名付けられました。いくつもの工程を踏まずに1つでスキンケアが完了するのは、特に忙しい女性にとっては嬉しいですよね。
オールインワンといつものスキンケアとの違いとは?
オールインワンタイプのスキンケアは、普段のお手入れと違ってシンプルなところが1番の特徴です。通常のスキンケアは、いくつもの工程を踏む必要があります。
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
上記のように、水分を補給してから栄養を与え、乳液やクリームで蓋をするという工程を踏まなければスキンケアが終わりません。最低でも化粧水と乳液の2つは使用します。
一方で、オールインワンタイプは1つでこれらのスキンケア終わらせることができるのでとてもシンプル。化粧品を使用するのが面倒に感じるなら、オールインワンだと楽にスキンケアができオススメですよ。
オールインワンを選ぶポイント
オールインワンアイテムにも肌タイプ別に種類があります。乾燥肌・脂性肌・敏感肌・美白・エイジングケアなど、肌質や目的に合わせて選びましょう。
また、使用する時間帯によっても含まれている成分を変えると効果的です。朝のスキンケアに使用するなら、UVカット成分が含まれているものを選ぶと紫外線対策も行えます。夜のスキンケアに使用するなら、美容液成分や保湿成分が豊富に含まれているものを選ぶと翌朝まで安心ですね。
下記を参考に選んでみてください。
- 乾燥肌:セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの保湿成分が豊富に含まれているものがおすすめ。特にセラミドは保湿に欠かせないので要チェック。
- 脂性肌:さっぱりとしたテクスチャのものを選ぶとべた付きを軽減できます。皮脂分泌を抑えるビタミンC誘導体、保湿効果の高いセラミドやヒアルロン酸の含まれているものでバランス良くスキンケアをしましょう。
- 敏感肌:敏感肌用のものを選びましょう。合成界面活性剤・鉱物油・アルコール・香料・パラベンフリーのものだとより安心して使用できます。肌に合うか確かめるためにもトライアルから始めてみましょう。
- 美白:メラニン生成を抑えるトラネキサム酸・アルブチンなどが含まれている美白ケア用のものがピッタリです。また、ビタミンC誘導体やハイドロキノンの含まれているものは日焼け後のシミを薄くすると言われています。
- エイジングケア:コエンザイムQ10・コラーゲン・セラミド・フラーレン・浸透型ビタミンC・などが含まれているとエイジングケア効果が高いです。
上記のように、肌質や目的に合わせてオールインワンを選びスキンケアに取り入れると良いでしょう。オールインワンを使いこなしている方は、部分的に使い分けをしていることもあります。
例えば、乾燥が気になる頬などは高保湿タイプを使用して、Tゾーンはさっぱりタイプを使うなど工夫するのもアリです。理想のスキンケアができるようにいろいろ試してみましょう。
オールインワンアイテムだけでスキンケアを続けて美肌になれる?
いくつもの化粧品を使うことなくたったひとつでスキンケアが完了してしまうオールインワンアイテム。便利だからこそ「本当に美肌のためにこれだけでいいの?」と不安になる方もいますよね。
では、このオールインワンを続けることでどんなメリットやデメリットがあるのか、それぞれ見ていきましょう。
オールインワンタイプのメリット
オールインワンのメリットは下記の通りです。
- 短時間でスキンケアが終わる
- 化粧品代の節約ができる
オールインワンは、最初にお伝えしたように必要な基礎化粧品が1つにまとまっています。いくつもの工程を踏むことなくスキンケアができるため、非常に短い時間でお手入れが終わるところが最大のメリットです。
さらに、オールインワンは1,000円代から購入できる安価な商品も多く、お財布に優しいのも大きなポイント。
「できるだけ短時間で安くスキンケアをしたい!」。そんな人にピッタリのアイテムと言えるでしょう。
オールインワンタイプのデメリット
では、オールインワンのデメリットはいったいどんなものでしょうか。大きく分けて下記の3つが挙げられます。
- 比較的保湿力が弱い
- コンディションに合わせたスキンケアがしにくい
- タイプによってはべた付きやモロモロが出ることがある
手軽にスキンケアができる一方で、やはり保湿力はいつものお手入れに比べると足りないと感じる方が多いです。1つ1つの美容効果が弱いため、別に保湿アイテムをプラスすることも。そのため、手軽さを求める方には少し面倒に感じるかもしれません。
また、1つのオールインワンでは日々の肌コンディションによってスキンケアを変えたり合わせたりする事が難しいです。基本のスキンケアであれば、化粧水など各々の量を調整できます。オールインワンはそのような調整ができないため、少し不便に感じるかもしれません。
そして、特にジェルタイプの場合その性質からべた付きを感じることや、馴染ませると垢のようなモロモロが出てしまうこともあり、使用感の好みが問われます。このモロモロが出てしまうのは、ジェルをプルプルさせる成分「カルボマー」という合成ポリマーが含まれているからです。
カルボマーは水分を包み込む「増粘剤」であり、肌に基礎化粧品を吸着させる役割を担っています。ジェルがきちんと浸透していないときや、使用量が多すぎるときに肌と指で擦られ垢のようなカスになってしまうことがあり、このカスがオールインワンジェルのモロモロの正体です。
こうした使用感などを不快に感じる人にとっては、オールインワンタイプはあまり適さないかもしれません。
オールインワンアイテムを上手にスキンケアに取り入れるには?
オールインワンのメリットを活かせるような取り入れ方をしましょう。短時間でスキンケアを済ませたいときにはピッタリです。
- 朝のスキンケア時間が少ない
- 残業や育児で就寝前のスキンケアを満足に行う時間がない
- 疲れてスキンケアをするのも面倒
こんなときは、サっとスキンケアを行えるオールインワンがピッタリ。
「時間がない」「面倒」と、何もスキンケアを行わないことが1番肌には良くありません。短時間でスキンケアを行えるオールインワンを使いましょう。
金銭的に十分な基礎化粧品を揃えることが難しいときにもオールインワンが活躍してくれます。プチプラのオールインワンでも、肌質別などで分けられているものもあり便利です。1度チェックしてみましょう。
オールインワンのパックでプルプル肌に!
特にジェルタイプやクリームタイプのオールインワンをスキンケアに使用する方にセットでおすすめしたいのが美容パック。入浴時が最も効果的で、やり方は下記のようにとっても簡単です。
- 洗顔後オールインワンをお顔にたっぷり伸ばす
- そのまま湯船に浸かる
- ハンドプレスして肌に浸透させる
- お風呂あがりに再度保湿する
たったこれだけでオールインワンのパックは終了です。もしたるみやシワが気になるなら、持ち上げるようにリフトアップマッサージをあわせて行うとより効果的です。
もし、入浴時間ももったいないと感じるなら下記の方法もおすすめ。
- 洗顔後にオールインワンをお顔全体にたっぷりと乗せる
- 10分程度そのまま放置する
- 10分程度放置したらティッシュオフ。ハンドプレスして浸透させる
この2つのパック方法は、オールインワン愛用者では定番のお手入れ方法です。ぜひお試しくださいね。
まとめ
オールインワンアイテムはメリットだけではなくデメリットもあるスキンケア用品です。しかし、上手に活用すれば時短で潤いのあるプルプルの肌になることも夢ではありません。
また、肌質や目的別に使い分けることもできます。何種類か揃えておくと肌のコンディションにも合わせて使えるので安心です。ドラッグストアなどでたくさんの商品が並んでいます。あなたに合うものを探してみましょう。
オールインワンは忙しい女性の味方。ぜひ1度お試しくださいね。